アンティグア・バーブーダ北部に潜った
Barbuda島に行く予定だったが変更になったため、スタッフのサンゴ礁の状況調査に同行した。
写真は健康な脳サンゴ、エビ、小魚、水深8m前後。
ゴーストフィッシングしている損失籠、コンク買い。水深15-19m、水温29度、透明度15m、潮の流れあまりなし、天気快晴。
全体的な感想として昔はキレイなサンゴ礁だったのだろうという印象。今は随分昔に一度なんらかの理由で死滅した(例えば8年前のハリケーンとか?)の後に若いサンゴが育ってきている、そんな状態。
魚は思ったより少ない。
損失籠には3匹の大きなスナッパー(グレイスナッパーだと思われる、50cm前後)とハリセンボンが入っていた。今までの経験からだと1ヶ月以内に死んでしまう個体が多いと思う。そうすると新しく魚が入り、その繰り返しになるのだ。
この籠にはロープがついており、水面下に浮もあった。しかしロープのコケの生え方からして数ヶ月上げていないことは明らかだ。
他にも損失籠を良く見ることから、かなりの資源が無駄になっていると推測される。アンティグア・バーブーダ漁業組合と水産局で話し合うべきだろう。今度問題定義しようと思う。
さて、底の方にはコンク貝(食用の大型巻貝、写真参照)が結構沢山ある。ざっと見ても5-6個のビッグサイズ(3-4年で成長が止まり殻の入り口の厚さが増す)を発見することができた。
それと、水温29度はちょっと高めだと思う。この海域でこの深さならもう少し冷たい水が入り込んできていてもおかしくないはずである。北部の最後の小島の手前に潜った。ダイビングガイドブックには25度まで下がると書いてあったのを見たけれど。
最後に、1ヶ月前に移植した珊瑚の調査を行った。場所は変わって、シュノーケルで。結果は、かなり弱っている。このままだと全部死滅すると思う。やはりサンゴはそう簡単には移植できないのだろう。結論を出すのは言葉足らずになるが、移植よりも環境を整える方が先決かな?それでも、こういった試みはやってみないとわからないので、私にとってはとても興味がある。
mi
写真は健康な脳サンゴ、エビ、小魚、水深8m前後。
ゴーストフィッシングしている損失籠、コンク買い。水深15-19m、水温29度、透明度15m、潮の流れあまりなし、天気快晴。
全体的な感想として昔はキレイなサンゴ礁だったのだろうという印象。今は随分昔に一度なんらかの理由で死滅した(例えば8年前のハリケーンとか?)の後に若いサンゴが育ってきている、そんな状態。
魚は思ったより少ない。
損失籠には3匹の大きなスナッパー(グレイスナッパーだと思われる、50cm前後)とハリセンボンが入っていた。今までの経験からだと1ヶ月以内に死んでしまう個体が多いと思う。そうすると新しく魚が入り、その繰り返しになるのだ。
この籠にはロープがついており、水面下に浮もあった。しかしロープのコケの生え方からして数ヶ月上げていないことは明らかだ。
他にも損失籠を良く見ることから、かなりの資源が無駄になっていると推測される。アンティグア・バーブーダ漁業組合と水産局で話し合うべきだろう。今度問題定義しようと思う。
さて、底の方にはコンク貝(食用の大型巻貝、写真参照)が結構沢山ある。ざっと見ても5-6個のビッグサイズ(3-4年で成長が止まり殻の入り口の厚さが増す)を発見することができた。
それと、水温29度はちょっと高めだと思う。この海域でこの深さならもう少し冷たい水が入り込んできていてもおかしくないはずである。北部の最後の小島の手前に潜った。ダイビングガイドブックには25度まで下がると書いてあったのを見たけれど。
最後に、1ヶ月前に移植した珊瑚の調査を行った。場所は変わって、シュノーケルで。結果は、かなり弱っている。このままだと全部死滅すると思う。やはりサンゴはそう簡単には移植できないのだろう。結論を出すのは言葉足らずになるが、移植よりも環境を整える方が先決かな?それでも、こういった試みはやってみないとわからないので、私にとってはとても興味がある。
mi